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あれこれ

興味の湧いたことについて書きます。勉強しなきゃ・・・

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100127-OYT1T01078.htm

読売新聞の模式図なんか変 
護衛艦くらまと韓国のコンテナ船カリナ・スター号は、くらまが全長159m、カリナ・スターが127mでたいして変わらないし

そもそもカリナ・スターの右側にくらまが突っ込んだはずなのに、くらまにカリナ・スターが突っ込んだみたいになってるし・・・わざわざ図にして話がわかりにくくなる怪奇現象

ニュース見てたうちでも知ってるよ?資料見て~

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XCー2が飛んだ~

まぁうちは俄かに騒いでるだけですが、延びに延びた初飛行が出来たと思うと感慨深いものが

ようつべで飛んでるのを見上げた動画見たけどなんだか頭が太って見える不思議な形


注 XCー2は、自衛隊の新型輸送機です。海自の新型哨戒機XPー1と部品を共用したり一緒に作ってたけど強度不足で初飛行が延びてたそうな

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ソラノオト・・・内容は特にないけどまぁ見ていられる。そんなにけいおん!に似てない気がしてきた。戦車に乗って戦いだしたら神になる

とある科学の超電磁砲・・・インデックスは見てないけど、これは学園で女の子がどうのこうの バトルが楽しい 木山先生また出ないかなぁ

デュラララ・・・確かにオサレアニメかも 原作の成田良悟好きだから期待

はなまる幼稚園・・・面白さがわからない

ひだまりスケッチ☆☆☆・・・まぁ前と一緒 OPが手抜きに見えるのはシャフトに余裕がないのか手抜きなのか

おおかみかくし・・・竜騎士の雰囲気が無理だった

のだめ・・・取り忘れてまだ見てない(>_<)

聖痕のクエイサー・・・1話(規制版)見たら今期一番おもしろいんじゃないか って雰囲気だったけど、無規制版の存在を考えると見るのめんどくさい

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ネトウヨだったのか・・・
http://tsushima.2ch.net/newsplus/#7
http://www.asahi.com/politics/update/0115/SEB201001150004.html

もとのブログ
http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

そんなことをブログに書いてどうするのかと

>右翼(民族派団体?)について少し調べさせていただくと(私も真偽を確認していませんが)

とか言ってちょっとネット上のサイトを引用してみたり

>日本の経済、外交、政治は同和と在日に乗っ取られているのかもしれない。

なんて無責任にぬかしてみたり何がしたいんだ?

それが本当だと思うなら、自分で調べて自分で改善されるように頑張ればいいでしょ
市長ってのはそれくらいのことができるだけの権力、人脈くらいあるもんじゃないのかしら
それをただちゃちゃっとネット調べてブログに引用して、日本オワタとか書いて、一般人じゃないんだから、見てる人も大量にいるだろうに、無責任極まりない。

そんなこと思ってるんなら、ネットから引用とかしてないで、自分で調べてもっとわかりやすく書いてくれ。

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日本辺境論なる本を見つけました。表紙、まえがき、目次しかみてないですけど、なかなかおもしろそうです。

読んだ部分からすると、日本を常に他の場所に中心を必要とする辺境と考えて、日露戦争~太平洋戦争らへんの中心を目指した時期を異端とするらしいです。

なんだか妙にに納得できるものでした。そこからいけば天皇とのかかわりにも触れられるような気がします。
次見たら買おう。暇な方は是非どうぞ

新潮新書から 作者は内田樹さんです

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や~くそ~くと言うわ~たしたちのーこーん~ぱすーだけでは~・・・

ま、そんな歌は関係なく、久しぶりにポリティカルコンパスをやってみました。
http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html
耳慣れない言葉かと思いますが、いくつかの質問に答えることで、自分の政治的経済的立ち位置を調べるものです。大昔に流行したらしいですね
hpをみると英語版では、日本人はリベラル左派になりがちって書いてありますが、やっぱり僕も「リベラル左派」でした。

で今回やったのは日本人向けの日本版。質問に一つ一つこたえていくと、結果は「保守左派」でした。
まぁそんなもんでしょうよ。

ポリティカルコンパスもオブイェクトさんで見た気がして、検索かけたらポリティカルクイズってのも、コメント欄で紹介されてました。
ついでにやってみたんですが、英語よくわからない・・・のであってるかはわかりませんが、こっちもリベラルに分類されました。http://www.theadvocates.org/quizp/quiz.php

ニュー速+、東亜をうろついているうちに、ネット右翼ちっくになってる気もしてましたがまだ毒されてはないかな

暇な方はやってみてはどうでしょう

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http://blog.seesaa.jp/tb/47284695
http://obiekt.seesaa.net/article/47284695.html
よく見る軍事系のブログ「週刊オブイェクト」で明治大学の山田朗教授の話が載っていました。
まぁ二年前ですけどね・・・よく話に出てくるモスボールの件ってのはこのことだったのか。

私も明治大学の学生で、この先生の史学概論を受けましたが、実に面白い授業で、海の神兵でしたっけ?とかのビデオを見せてもらったり、毎回の講義で配られるレジュメに、前回の授業に対する質問に答えるコーナーがあったりと、親切丁寧な授業だったと思います。まぁ授業の内容は太平洋戦争についてだったし、やっぱりその辺が専門なんでしょうね。

この先生が、軍縮平和研究所に所属して、軍縮世界市民に記事書いてたりするのは知っていましたが、九条の会でも講演してるんですね。探していた当事者がこんなそばにいようとは。。。今度話を聞きにいけたらと思います。

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勝手にまとめ
結局批判の重要な点は
一か月ルールがあるのに、中国を、特別扱いした。
ってことだと思うんですが。さっきの日記がわかりやすいですが、

国事行為がどうの~とか関係ないよね
95年に作られたルールで、最近政権に就いた民主党が知らな(笑)くてもずっと政権の座にある中国共産党は、知ってたはずなんだからちゃんと期限内に出せばよかっただけ。
鳩山首相は「何日間か足りなかったからといって、お役所仕事のようにスパッと切るようなことで、外交的な話がいいのかどうか」
なんて言ってるけどルールを厳格に守らなければ、ルールを守るときと、守らないときに違いが生まれる。一度一人のために破ったルールをなんと言って他の人に守らせるのか、お役所仕事にも意味があるんだから。


 

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読売新聞12月15日火曜日の一面編集手帳丸ごと引用 改行はうち


東洋大学が今年一月に発表した「現代学生百人一首」に忘れがたい歌がある。
<神様は誰も隅っこに生かせないように地球を丸くしたんだ>(沖縄県立小禄高校 高橋秀)

◆迎える賓客に、「真ん中の国」も「隅っこの国」もない。1か月前までに申請があれば、国の大小や政治的な重要度で差別はしない。天皇陛下と外国要人の会見で守られてきたルールには、歌の心に通じるものがある

◆中国の周近平・国家副主席の場合はルールを逸脱した申請にもかかわらず、鳩山首相が宮内庁に改憲実現を強く支持した。「本当に大事な方」ゆえの特別と、首相は語っている

◆外国からの賓客にルール無用の「本当に大事な方」と、ルールを厳守してもらう「あまり大事でない方」があるならば、後者の国名を一つでも二つでも挙げてみよ―そう問われたら、首相は答えに窮するだろう。ルールを曲げてまで中国政府に便宜を図ることで生じたその問いは、これまで公平を旨として公務にあたられてきた天皇陛下にとってもつらいものに違いない
◆お隣の国である。今回は会見を見送り、改めてお招きすればいいだろう。

わかりやすいけど、最初の歌がどうにも引っかかるwww

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本文です

遼クン取材のTBSカート暴走、観客4人はねる

カートにはねられた女性を助け出すギャラリーら(Kochi黒潮カントリークラブで)

 29日午前10時20分頃、男子ゴルフツアー「カシオワールドオープン」開催中の高知県芸西村のKochi黒潮カントリークラブの2番ホール付近で、石川遼選手らを取材していたTBSクルーの乗ったカートが、近くにいたギャラリーの女性4人をはねた。

 うち1人がカートの下敷きになったまま約10メートル引きずられ、顔などにけがを負って、高知市内の病院に運ばれた。安芸署が、業務上過失傷害の疑いで関係者から事情を聞いている。

 大会関係者らによると、現場は、コース脇のアスファルト舗装された急な下り坂。カートは、賞金王争いを繰り広げている石川、片山晋呉両選手らの首位グループに同行し、数百人のギャラリーといっしょにホールを移動していた。

2009年11月29日12時25分  読売新聞)

さすがTBS!!誰にもできないことをあっさりやってのける!!そこにしびれる憧れる~

いやすいません ケガが大したことないといいですねぇ

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1 :超イケメンマスク( ヽ´`ω´ )φ ★:2009/11/24(火) 19:21:37 ID:???
前略

 京都大学人文科学研究所の教授、金文京(57)は、水戸黄門の印籠と同じような存在が韓国
と中国に存在することに気がつき、趣味で調べ本にした。

 東京生まれ、在日韓国人2世の金は小さいころから家で韓国の文化に触れてきた。印籠と同じ
ように平服させる道具を持つ暗行御史が、諸国を回る話しを知っていた。

 三国志が好きで、慶応大学で中国文学を専攻し、京大大学院へ。研究するうち、水戸黄門と同
じく身分を隠して諸国を巡る存在が中国でも古来あったことに気がつく。

 「中国でも韓国でも似た話なのに、お互いに全く知らない。その源はなんだろうと調べたら深み
にはまって」

 各地方に残る黄門の伝承を求めて、東北地方や東京・新宿コマ劇場などに何度も足を運び、
しつこく調べた。

 「自分たちでなく、上の、中央の権威を借りて解決する体質が東アジア全体にある。中央集権
的な官僚体制の体質です。最高権力者は自分たちのことを理解しているはずだと。周りの人間
が悪い。天皇や皇帝は悪くない、と」

 金は言う。「水戸黄門はたまたまいい人だから万事解決ですが、本質的には危険な話です。
日本人はそれにあまり気づいていない」


以上
朝日新聞 11/24夕刊 ニッポン人脈記「権力か救いか人生映して」より抜粋

なにを言ってるのかもうわからない。ちょっと調べればわかるはずだけど、水戸黄門つまり水戸藩藩主徳川光圀公は印籠を持って身分を隠して諸国を回ってなんかいない。

完全にお話、フィクションと現実を混同してる。なかったことを前提に

「自分たちでなく、上の、中央の権威を借りて解決する体質が東アジア全体にある。中央集権
的な官僚体制の体質です。最高権力者は自分たちのことを理解しているはずだと。周りの人間
が悪い。天皇や皇帝は悪くない、と」
キリッ(AA略



とかやられてもねぇ・・・

江戸時代の日本は完全な地方分権。徳川幕府の権威だって他人の藩内までは及ばない。

たとえ先の副将軍だったとしても、他人の藩内で印籠出して

「頭が高い!!」

とかやった日には捕まるよ?てかやってることは密偵なんだから殺されても文句言えないよ?

朝日新聞の記者が馬鹿なのか?中央集権な官僚国家が江戸時代からあったら明治維新とかなんだったんだか






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11月24日朝日新聞夕刊社説
外国人選挙権―まちづくりを共に担う
 自治体の首長や議員を選ぶ際に永住外国人が投票できるようにする。この外国人地方選挙権の導入に、鳩山首相や小沢・民主党幹事長が前向きな姿勢を示し、来年の通常国会にも法案が出される見通しだ。
 98年以降、民主党や公明党が法案を出してきたが、根強い反対論があって議論は進まなかった。この間に地域の国際化は急速に進んでいる。鳩山政権は「多文化共生社会」をめざすという。実現へ踏み出すときではないか。
 日本に永住する外国人はこの10年で5割増えて91万人になった。このうち歴史的経緯がある特別永住者の在日韓国・朝鮮人は42万人だ。年々増えているのは80年代以降に来日し、仕事や結婚を通じて根を下ろし、一般永住資格を得た人たちだ。出身国も中国、ブラジル、フィリピンと様々だ。
 地域社会に根付き、良き隣人として暮らす外国人に、よりよいまちづくりのための責任を分かち合ってもらう。そのために地方選挙への参加を認めるのは妥当な考え方だろう。
 日本の活力を維持するためにも、海外の人材が必要な時代である。外国人地方選挙権を実現することで、外国人が住みやすい環境づくりにつなげたい。分権時代の地方自治を活性化させることもできる。
 「選挙権が欲しければ国籍をとればいい」との考え方がある。だが、母国へのつながりを保ちつつ、いま住むまちに愛着を持つことは自然だ。そうした外国人を排除するのではなく、多様な生き方を尊重する社会にしたい。
 合併などを問うための住民投票条例の中で、外国籍住民の投票権を認めた自治体はすでに200を超えている。地方選挙権についても最高裁は95年、立法措置をとることを憲法は禁じていないとの判断を示している。
 世界を見ても、一定の要件を満たした外国人に参政権を付与する国は、欧州諸国や韓国など40あまりに上る。
 近年、声高になってきた反対論の中には「外国人が大挙して選挙権を使い、日本の安全を脅かすような事態にならないか」といった意見がある。
 人々の不安をあおり、排外的な空気を助長する主張には首をかしげる。外国籍住民を「害を与えうる存在」とみなして孤立させ、疎外する方が危うい。むしろ、地域に迎え入れることで社会の安定を図るべきだ。
 民主党は選挙権を日本と国交のある国籍の人に限る法案を検討しているという。反北朝鮮感情に配慮し、外国人登録上の「朝鮮」籍者排除のためだ。
 しかし、朝鮮籍の人が必ずしも北朝鮮を支持しているわけではない。良き隣人として共に地域社会に参画する制度を作るときに、別の政治的理由で一部の人を除外していいか。議論が必要だろう。


いろいろ文章の事実に対する突っ込みはやめときます。ただ考え方として、日本の活力を維持するためにも、海外の人材が必要な時代である。外国人地方選挙権を実現することで、外国人が住みやすい環境づくりにつなげたい。分権時代の地方自治を活性化させることもできる。ってのはどういうことなのかと。日本の活力を維持するために海外の人材が必要なのはわかるけど、外国人が住みやすい環境をつくるために、外国人地方参政権が必要っていうのは展開としておかしい。海外の人材を必要とするのは日本が活力を維持するためであり、そのためには外国人が住みやすい環境を作る必要がある。だったら日本人がそれをやる。外国人参政権を必要とせずに外国人の住みやすい環境は整備されていくはずだ。そうじゃないなら日本人にその気がにだけ。なんでそこに外国人参政権の問題が絡んでくるのかわからない。外国人が住みやすい環境を整備するのは日本のためであって、その日本のための政策を実現する手段に外国人の意見を取り入れるために、日本のために~をするという目的を決めるための、政治への参画をさせるというのはおかしい。外国人が常に日本のためになると思ってるんだったらそれは、性善説の信者か、外国人を奴隷としか思ってない差別意識の表れじゃないのか。

こんなこと堂々と書く朝日新聞が信じられない


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伊藤真という方の著書「憲法の力」の中に第三章そんなに九条を変えたいですか?として改憲論者の意見を5つにまとめてそれに関する意見を述べる形でわかりやすく改憲問題、軍隊を持つ意味についてまとめてあったのでそれに対して、反論疑問を上げる形で、私の考えを述べたいと思う。今回はとりあえず一番わかりやすかった2つを取り上げる。
 
1.「国民の生命や財産を守るためには、軍隊が必要だ。」への意見
太平洋戦争中の沖縄戦では、足手まといや、食糧不足の原因になるという理由で、日本軍によって住民が大量に殺害されました。野戦病院にも民間人は入れてもらえませんでした。
戦争遂行という至上目的もしくは至高思想が前面に出てくると、むしろ日本人を殺すということが論理的に正しくなるのである。(中略)沖縄戦において県民が軍隊に虐殺されたというのも、よくいわれているようにあれが沖縄における特殊状況だったとどうにもおもえないのである。(「歴史と視点―私の雑記帖―」新潮文庫)
 司馬の考えをまとめると、「軍隊というものは本来、つまり本質としても機能としても、自国の住民を守るものではない、ということである。(中略)軍隊が守ろうとするのは抽象的な国家もしくはキリスト教のためといったより崇高なものであって、具体的な国民ではない」(「沖縄・先島への道 街道をゆく6」朝日新聞社刊)
自衛官出身の軍事専門家、潮匡人さんは「軍隊は何を守るのかと言い換えるなら、その答えは国民の生命・財産ではありません。それらを守るのは警察や消防の仕事であって、軍隊の『本来任務』ではないのです」(「常識としての軍事学」中公新書ラクレ)
それでは、軍隊が何を守るのでしょう。「国体、または日本の伝統文化」という答えがよく言われています。国民一人ひとりではなく、抽象的な「国」を守るというわけです。間違っても、外国が攻めてきたときに、私たち住民、国民を軍隊が守ってくれると考えてはいけません。
 外国が攻めてきたときに私たちの生命や財産を守ってもらうために軍隊が必要なんだという議論は、そもそも前提において「軍事の常識」から外れてしまっていて成り立たないのです。引用終わり
「国民の生命や財産を守るためには、軍隊が必要だ。」への意見に反論
この問題について伊藤さんの意見は事象を絞りすぎているように感じます。確かに「国民一人ひとり」を守るのは軍隊の仕事ではなく軍隊の本来任務は抽象的な「国」を守ることでしょう。しかしながら今現在私たちは、小中と義務教育を終え、高校を卒業して大学に通っています。また病気にかかったら、病院で診察を受けても三割の自己負担ですみ、家が火事になったら、消防車は来るし、事故にあったら救急車が来て病院に担ぎ込まれて治療を受けられ、生命・財産を脅かされそうになれば、法律が相手にその行為を禁じ、それでもだめなら警察が、犯人を捜し、捕まえてくれます。インターネットは規制されることなくどこにでもアクセスできるし、国の悪口を大声で騒ぎ立てても国によって逮捕されることはないし、自分で選挙権を行使し自身の代表を選ぶことができ、好きな政治家がいなければ自分で立候補することも出来る。
これらは私たちが日本国に住んでいるがゆえに得られた権利、特権です。つまり私たちは「警察や消防」をはじめとした「国」によって守られているのです。もし「国民一人ひとり」を守ってくれないからといって、軍隊をなくして、外国によって攻撃された場合これらの権利が一部、もしくは全てが制限されることがありえます。「抵抗しないで降伏すればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、例えば中国に攻められ降伏し、奇跡的に中国本国と同じ扱いを受けたとしても大学にいけるのはごく少数、病院は一部の金持ちのもの、ネットは規制され、政治批判をすれば下手すると投獄されることもあります。このように考えると、軍隊が直接「国民一人ひとり」を守ることはなくても「国」を守ることによって間接的に「国民一人ひとり」を守っているといえるのではないでしょうか。
 
2.「攻められたときのために、軍隊を持っておくべきだ」への意見
外国から攻め込まれたときに、軍隊を持っていれば安全なのでしょうか。軍隊を持っていることによって、国民を守れるのでしょうか。
それは不可能です。アメリカは世界一の軍事力を持っていたのに、アメリカ国民の生命と財産は守れないということを、9・11同時多発テロが明らかにしました。イギリスも世界有数の軍隊を持っていながら、ロンドンをテロから守ることは出来ませんでした。つまり、現在の「テロとの闘い」といわれるような戦争では、軍隊を持っていたとしても攻められてしまったら同じなのです。
 特に日本は、入り組んだ海岸線に囲まれ、人口が密集し、新幹線が走り回り、多くの原子力発電所を抱えています。このような国が軍隊を持つことによってテロを含む攻撃から国民を守れると考えるほうが、よほど非現実的なことだと思います。
 北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ノドン」を発射したら約七分で日本に着弾するため、「有効な対抗手段はない」と日本政府はいっています。つまり、攻撃されてしまったら、軍隊を持っていても同じなのです。中略
軍隊を持つことのメリットをあえてあげるとすれば、それは「先制攻撃が出来る」ということと「抑止力になる」ということかもしれません。
 先制攻撃は相当なリスクを伴います。いくら相手が攻撃のそぶりを見せてはいても、実際に攻撃してきていないのに、自ら先んじて攻めていくわけですから、その正当性はかなりあやしくなります。一歩間違うと、先制攻撃は侵略戦争となります。当然相手も反撃するでしょう。戦争が始まり、暴力の連鎖、憎しみの連鎖が始まります。以下略
では軍隊を抑止力として使うことはどうでしょうか。抑止力とは簡単に言えば、脅しです。「攻めてきてみろよ、もっとひどい目にあわせてやるからな」といって相手を脅し、攻撃させないようにするわけです。
 こうした脅しが効果を持つためには、相手よりも強い武器を持っていなければなりません。よって、相手が核を持っていれば、こちらも当然核を持たなければ、抑止力として意味がありません。
そして、万が一、本当にどこかの国から攻撃されたら、反撃しなければなりません。口先だけの軍事力では抑止力にはなりませんから、しっかりと反撃することになります。つまり、戦争が始まり暴力の連鎖が・・・中略
 そもそも、世界最大の軍事国家であるアメリカですら、軍事力による抑止力によってテロからの攻撃をかわすことができなかったのですから、合理的な判断をしないテロリストのような相手に対しては、軍隊の存在は抑止力として無意味なことがわかります。
 国民の生命と財産を守り、仮に被害が出たとしても、その被害を最小限にくい止めるのが国家の任務であると考えた場合、抑止力としての軍隊は合理性がありません。
 
「攻められたときのために、軍隊を持っておくべきだ」への意見
まず「テロとの闘い」がメインとしておかれていますが、これは伊藤さんが「抑止力」について語る中で述べたように「合理的な判断をしないテロリストのような相手に対しては、軍隊の存在は抑止力として無意味」でしょう。しかし問題は、合理的な判断をする国から攻められた場合です。真ん中あたりで北朝鮮に触れていますがこれが、合理的な判断をする国として挙げられるでしょう。北朝鮮は最近核実験、弾道ミサイルの発射実験などを続けざまに行い、それに対して国際世論が反発し、安保理が非難決議を出したり制裁を強化したりするごとに、「わが国に対する挑戦だ」とか「わが国に対する宣戦布告とみなす」とか言っていますが、実際に攻撃を仕掛けてくることはありません。なぜなら間違いなく自分が損をするからです。負けるのは明らかですからね。しかし、そんな北朝鮮も昔、1950年の今日6月25日に韓国へと侵攻しています。これは、当時ソ連、中国の支持を取り付け、韓国からはアメリカ軍は撤退しており、残された韓国軍は貧弱だったので、勝てると踏んだからです。実際北朝鮮軍は、韓国軍を釜山寸前まで追い詰めて朝鮮半島は統一寸前までいっています。この後アメリカ軍、国連軍が参戦し、統一は失敗しますが、勝てそうだったから攻めたのです。このことを考えると「抑止力」というものは有効だと思えると思います。また大戦後に起こった戦争としては、今あげた朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、アフガニスタン紛争などがあげられると思いますが、どれも強い国が弱い国に攻撃したものです。ここから軍隊を持っていることが持っていないよりも攻められる危険性が小さくなるといえるのではないでしょうか。また、本文では「抑止力」について、相手よりも強い武器を持っていなければなりません。と書いていますが、そこまでの必要はありません。強大な破壊力を持つ核兵器の話を除けば、相手より強い兵器をもっているに越したことはありませんが、相手に「攻撃をためらわせる」ことが出来ればいいのです。攻撃することによるリスク、ダメージと攻撃することによって得られるリターンを計算したときにマイナスになる、つまり攻撃することが割に合わなければいいのです。わざわざ攻撃して損はしたくないでしょう。
順番が前後しましたが「先制攻撃」について少し。本文では「先制攻撃をする」ことの難しさを説いていますが、重要なのはそこじゃありません。「先制攻撃できる」ことが重要なのです。「先制攻撃できる」国を相手に攻撃する際は、「先制攻撃できない」国を攻撃するときより準備に手間と時間がかかります。そのリスクを背負わせることで、攻撃をためらわせればいいのです。
 一番最後に国民の生命と財産を守り、仮に被害が出たとしても、その被害を最小限にくい止めるのが国家の任務であると考えた場合、抑止力としての軍隊は合理性がありません。と書かれていますが、この考え方をしたとき、自らを守る軍隊を持たず、攻撃されて最初に国家がなくなってしまったら、この任務はどうなってしまうのでしょうか。
 

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今週の名言は、自民党の伊吹文明元幹事長が語ったこの言葉。
「公の場で、悪代官をみんなで懲らしめる絵を作ろうとした知恵者は、大したものだ」
19日に伊吹派総会で、普段は辛口の伊吹氏が褒めているのが、最近話題の「仕分け」だ。
政府の行政刷新会議が実施している予算の無駄を仕分ける作業は「主語は誰ですか、主語は」
「天下りは何人いますか」と迫る蓮舫議員の厳しい表情でも注目されている。

伊吹氏はもちろん、この後に、こんな苦言を付け加えている。
「しかし、民主党だけの価値観で無駄か無駄でないかと言うのは乱暴だ」
「仕分け」には、さまざまな評価があるが、伊吹氏の冒頭の言葉には、仕分けの
「3つのポイント」が含まれているから見逃せない。
第1は「公の場で絵を作る」という部分だ。
仕分けは、ニュースやWEB上のライブ中継が人気だが、この「公の場で絵を作る」
すごさがいかんなく発揮されている。

反対語を考えてみれば分かる。「公の場で」⇔「秘密の場で」、
「絵を作る」⇔「見せない」。対義語は「秘密にして見せない予算編成」だ。
予算編成という、これまで秘密(?)にしてみせなかった部分を、表に出して
見せたことが最大のポイントだ。
「今までは、秘密で予算を作っていたから、無駄ばかりがあった。白日の下で
予算を決めれば、無駄は少なくなる」というイメージを振りまいたことは、仕分けの最大の勝利だろう。


*+*+ 産経ニュース 2009/11/23[18:51:13] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091123/plc0911231801006-n1.htm

事業仕分けをほめてはいないと思う。考えたやつをほめてる。
てか嫌味を言ってるんじゃないかこれは?

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何かの冗談だと思う じゃなかったら嫌味だな

鳩山首相「恵まれた家庭に育ったので…」と資産報告漏れを反省

1 名前: ノイズx(三重県):2009/11/11(水) 20:04:58.70 ID:WrkzWKKb ?PLT
鳩山首相「恵まれた家庭に育ったので…」と報告漏れを反省
鳩山由紀夫首相は11日夜、自身の巨額の資産報告漏れ問題について「恵まれた家庭に育ったものだから、自分自身の資産管理が極めてずさんだったことを申し訳なく思う。心を入れ替えてしっかりとやりたい」と反省の弁を語った。その上で、「しっかりと国民の皆さんの目線にあった政治を行っていきたい」とも強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

一方、この問題について自民党の大島理森幹事長は同日の記者会見で「脱税の可能性が含まれていると言わざるを得ない。順法精神がなく、あまりにも粉飾だらけだ」と非難した。さらに「首相が知らなかったとは言い切れない。国民の前で説明されることを強く求めたい」と述べ衆院予算委員会で首相の政治資金、資産問題などに関する集中審議を行うよう求めた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091111/plc0911111951014-n1.htm

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昨日の日経朝刊一面に乗ってた見出しです。
民主党の政策の話なんですが、今までは扶養控除(妻や子供など養う人がいる場合の控除)などとして所得税から引かれていた物を減らし、所得税を増やして、子ども手当てとして配る方向に転換するということです。

そこまでは別にいいんですけど、私が疑問に思ったのは
そうなった場合、所得税を収めていない人は一体どうなるのか。
ということです。所得税の控除は、所得税を払ってる人しかお金は増えないけど、手当ての支給は所得税を払ってない人にもお金が貰えるんじゃないのか?
誰か教えて!!

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うろ覚えだけど昨日のNHKが素晴らしかった
Q護衛艦壊れすぎじゃね
A今時衝角で戦う訳じゃないから普通

Q燃えすぎじゃね
A艦首には塗料倉庫、ロープ倉庫、錨用モーターがあるから仕方ない。

Q倉庫ほかの場所にしたら
A艦中央はCICや艦橋など重要な物があり、艦尾は、機関がありスペースが限られる。

やっぱ割といいよNHK
さすがです
朝ズバも見たけどコメンテーターが上にあげた疑問を勝手に口走って終わり
一人ちょっとマシなのがいて一回二回は「それは違う」的なことを言ってたけど三回目以降は黙っちゃった
視聴者目線で疑問を示すのもいいけど、それに答えるのが、報道の仕事じゃないのか。
ただ徒に疑問だけあげても、それは自衛隊への不信を増すだけで、その疑問の答えを知っている、むしろ知ってるべきメディアが疑問投げっぱなしなんて事をするのは、悪質な情報操作って言われてもおかしくないよね

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自分のセンスのなさにビックリする まるで仕事進まねぇ

昨日今日でやりたいこと、やらなきゃいけないことが、
ゼミ論概要
ゼミ用アイスホッケーレポート
ゼミ用民主党インターンシップレポート
ゼミ用ディベート大会レポート
ゼミ用軍縮平和研究の最前線レポート
くらま衝突事故まとめ
床屋
図書館
とあったわけですが、結局ゼミ用アイスホッケーレポートしか終わらんかった

ホント時間を有効に使えない

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ニュース速報が来た瞬間、「海自はなにか呪われているのか?」かと思いました。

あぁうちでも名前を知っているくらまが・・・(顔とは一致しないw)



そして今までうちは朝日新聞の偏向報道がひどいひどいと言われても、



「まぁこのくらいはね・・・」

と思っていたし、あからさまな民主党応援キャンペーン張ってるとも思ってたけど、

まだ日本の報道機関だよね?と思ってました。

でもこれはひどいwww

21 :名無し三等兵:2009/10/27(火) 22:52:08 ID:fUj8As8h
アサヒソース
2009年10月27日 22:12に記録された魚拓
http://s03.megalodon.jp/2009-1027-2212-15/www.asahi.com/national/update/1027/TKY200910270381.html

2009年10月27日 22:46に記録された魚拓
http://s02.megalodon.jp/2009-1027-2246-16/www.asahi.com/national/update/1027/TKY200910270381.html

たった一時間で、
カリナスターの韓国人の船長(45)は「前を走っていた船を追い越そうとしたときにぶつかった。前から(自衛隊の護衛艦が)来ているのはわかって、早めにかじを切ったがぶつかった。大きく揺れて、すぐに火が出た」と話した。コンテナを韓国・釜山から大阪に運んでいる途中だったという。
っていう船長インタビューが消えてるwwwどんなストーリーがあったのか二通り考えてみた。

A

記者「なんか普通でツマンネーナ。よしインタビュー捏造しとくかww」



編集「特ダネktkr」掲載



上層部「いくらなんでも早すぎだろ。本物か?」



記者「捏造です。すいませんorz」



編集「とりあえず急いで消せー!!」



B

記者「よっしゃー単独インタビュー成功だぜ!!」



編集「特ダネktkr」掲載



上層部「ちょ、そんな韓国に都合悪いもの載せるなヴォケ!!」



編集「急いで消せー!!」



どっちにしろ最悪やね 報道は何を書くかに大きな責任が伴うし、

また何を消したかはさらに大きな責任が伴うと思う。

いまさら「ネット媒体だし」とか思って馬鹿にしてるわけじゃないとは思うが、

一度世間に出したものを撤回したんだからそれなりの説明をしてもらわなきゃ困る。

責任ある報道をたまには見せてほしい





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ヤバいかっこよすぎる!!

「現行案、公約違反でない」
普天間移設で防衛相
給油の海自艦 ソマリアへ
防衛相 インド洋から転用検討

読売新聞夕刊より。携帯からなんでソースは気が向いたら
国と国とが交わした約束なんだから早く履行するんだ 大事なのは自民党か民主党かじゃない 同じ日本政府なんだ!

二つ目はそうでもないけど、まぁどうせ下げるならソマリア増強もいいよね。けど自衛隊送り込んだら社民党怒るのかしら?
早く仲間割れして欲しい気もするけど、予想外に社民党がマトモすぎて民主党だけよりマシかも・・・

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鳩山由紀夫自身が国民が望んだ「政権交代」などと何度も連呼してるけど、

それって、自民党からの「政権交代」が望まれていて、民主党が望まれていたわけじゃない。

って状況をイメージしてしまう。まぁ連立組んでる社民党や、国民新党とのかかわり上仕方ない気もするが。



あと、所信表明演説。まだ全然読んでないけど、始まってすぐ

「総選挙において、国民の皆さまは政権交代を選択されました。これは日本に民主主義が定着してから、実質的に初めてのことです。」

って言ってるけど自分が参加し官房副長官にまでなっていた1993年の細川内閣のことは、忘れたのか、

それともこのときは、「国民の皆さま」が選択した政権交代じゃなかったり、「日本に民主主義が定着して」いなかったりしたってことかしら。

制限選挙なら1889年から始まり、1918年にできた原敬内閣が日本初の本格的政党内閣と言われていることは教科書にも書いてある。

1925年には男子満25歳以上に普通選挙権が付与され、1945年に満20歳以上男女に普通選挙権が付与される。

戦前は当然何回も政権交代は起きてるし、戦後も最初の吉田茂内閣は天皇の組閣大命によるものだったが、

1947年の総選挙で日本社会党が第一党となったために下野してる。

一体いつからが民主主義の定着なんだろうか。



だいたい、今回はそうでもないけど、今まで政権交代がなかったことを異常なことのようにわめきちらしやっと

日本の民主主義が成熟したと言っていることが多い気がする(ソースは特にない。見つけたら)

でも、戦後何度も何度も選挙がおこなわれ、国民の審判を受け続けてきた中で、自民党が勝ち続けてきたことが、

民主主義の原則に外れるのか、不正なく選挙がおこなわれた結果として自民党が勝っただけだもの。

ただ単に、自民党の政策がよく、他の野党が駄目だっただけだと思う。今まで何かがおかしかったとしたら

与党である自民党に対抗することのできない野党がおかしかったのであって、与党がおかしかったわけじゃないよね。

もし与党自民党がおかしかったとするならば、それはおかしい与党を政権の座から引き吊り下ろせない野党の怠慢だよね。



自民党が民主党よりマシな野党でありますように。

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 あの暑い夏の総選挙の日から、すでに2か月がたとうとしています。また、私が内閣総理大臣の指名を受け、民主党、社会民主党、国民新党の3党連立政策合意の下に、新たな内閣を発足させてから、40日がたとうとしています。
 総選挙において、国民の皆さまは政権交代を選択されました。これは日本に民主主義が定着してから、実質的に初めてのことです。

 長年続いた政治家と官僚のもたれ合いの関係、しがらみや既得権益によって機能しなくなった政治、年金や医療への心配、そして将来への不安など、「今の日本の政治をなんとかしてくれないと困る」という国民の声が、この政権交代をもたらしたのだと私は認識しております。その意味において、あの夏の総選挙の勝利者は国民一人ひとりです。その、一人ひとりの強い意思と熱い期待に応えるべく、私たちは「今こそ日本の歴史を変える」との意気込みで、国政の変革に取り組んでまいります。

 この間、私たちは、新しい政権づくり、新しい政治の枠組みづくりに必死に取り組んでまいりました。その過程において、国民の皆さまの変革への期待を感ずる一方、「本当に変革なんてできるのだろうか」という疑いや、「政治なんて変わらない」「政治が変わっても、自分たちの生活は変わらない」というあきらめの感情が、いまだ強く国民の中にあることを痛感させられました。

 ここまでの政治不信、国民の間に広がるあきらめの感情の責任は、必ずしも従来の与党だけにあったとは思っておりません。野党であった私たち自身も、自らの責任を自覚しながら問題の解決に取り組まなければならないと考えております。

 ここに集まられた議員の皆さん。

 私たちが全力を振り絞ってお互いに闘ったあの暑い夏の日々を思い出してください。皆さんが、全国の町や村、街頭や路地裏、山や海、学校や病院で、国民の皆さまから直接聞いた声を思い出してください。

 議員の皆さん、皆さんが受け止めた、国民一人ひとりの願いを、互いにかみしめ、しっかりと、一緒に、実現していこうではありませんか。政党や政治家のためではなく、選挙のためでももちろんなく、真に国民のためになる議論を、力の限り、この国会でぶつけ合っていこうではありませんか。

 変革の本番はまさにこれからです。今日を、その新たな出発の日としようではありませんか。

 ◆戦後行政の大掃除◆

 私は、政治と行政に対する国民の信頼を回復するために、行政の無駄や因習を改め、まずは政治家が率先して汗をかくことが重要だと考えております。

 このために、鳩山内閣は、これまでの官僚依存の仕組みを排し、政治主導・国民主導の新しい政治へと百八十度転換させようとしています。各省庁における政策の決定は、官僚を介さず、大臣、副大臣、大臣政務官からなる「政務三役会議」が担うとともに、政府としての意思決定を内閣に一元化しました。また、事務次官等会議を廃止し、国民の審判を受けた政治家が自ら率先して政策の調整や決定を行うようにいたしました。重要な政策については、各閣僚委員会において徹底的に議論を重ねた上で結論を出すことにいたしました。

 この新たな体制の下、まず行うべきことは「戦後行政の大掃除」です。特に二つの面で、大きな変革を断行しなければなりません。

 ひとつめは「組織や事業の大掃除」です。

 私が主宰する行政刷新会議は、政府のすべての予算や事務・事業、さらには規制のあり方を見直していきます。税金の無駄遣いを徹底して排除するとともに、行政内部の密約や省庁間の覚書も世の中に明らかにしてまいります。すでに、本年度補正予算を見直した結果、約3兆円にも相当する不要不急の事業を停止させることができました。この3兆円は、国民の皆さまからお預かりした大事な予算として、国民の皆さまの生活を支援し、景気回復に役立つ使い途へと振り向けさせていただきます。今後も継続して、さらに徹底的に税金の無駄遣いを洗い出し、私たちから見て意味のわからない事業については、国民の皆さまに率直にその旨をお伝えすることによって、行政の奥深くまで入り込んだしがらみや既得権益を一掃してまいります。また、右肩上がりの成長期に作られた中央集権・護送船団方式の法制度を見直し、地域主権型の法制度へと抜本的に変えてまいります。加えて、国家公務員の天下りや渡りのあっせんについてもこれを全面的に禁止し、労働基本権のあり方を含めて、国家公務員制度の抜本的な改革を進めてまいります。

 情報面におきましても、行政情報の公開・提供を積極的に進め、国民と情報を共有するとともに、国民からの政策提案を募り、国民の参加によるオープンな政策決定を推進します。

 もうひとつの「大掃除」は、税金の使い途と予算の編成のあり方を徹底的に見直すことです。

 国民の利益の視点、さらには地球全体の利益の視点に立って、縦割り行政の垣根を排し、戦略的に税財政の骨格や経済運営の基本方針を立案していかなければなりません。私たちは、国民に見えるかたちで複数年度を視野に入れたトップダウン型の予算編成を行うとともに、個々の予算事業がどのような政策目標を掲げ、またそれがどのように達成されたのかが、納税者に十分に説明できるように事業を執行するよう、予算編成と執行のあり方を大きく改めてまいります。すでに、これまでは作ることを前提に考えられてきたダムや道路、空港や港などの大規模な公共事業について、国民にとって本当に必要なものかどうかを、もう一度見極めることからやり直すという発想に転換いたしました。今後もまた、私と菅副総理のもと、国家戦略室において財政のあり方を根本から見直し、「コンクリートから人へ」の理念に沿ったかたちで、硬直化した財政構造を転換してまいります。国民の暮らしを守るための財政のあるべき姿を明確にした上で、長く大きな視野に立った財政再建の道筋を検討してまいります。

 政治もまた、国民の信頼を取り戻さなければなりません。政治資金をめぐる国民の皆さまのご批判を真摯(しんし)に受け止め、政治家一人ひとりが襟を正し、透明性を確保することはもちろん、しがらみや既得権益といったものを根本から断ち切る政治を目指さなければなりません。私の政治資金の問題によって、政治への不信を持たれ、国民の皆さまにご迷惑をおかけしたことを、誠に申し訳なく思っております。今後、政治への信頼を取り戻せるよう、捜査に全面的に協力してまいります。

◆友愛政治の原点◆

 私もまた、この夏の選挙戦では、日本列島を北から南まで訪ね、多くの国民の皆さまの期待と悲痛な叫びを耳にしてきました。

 青森県に遊説に参った際、大勢の方々と握手させていただいた中で、私の手を離そうとしない、一人のおばあさんがいらっしゃいました。息子さんが職に就けず、自らのいのちを断つしか途がなかった、その哀しみを、そのおばあさんは私に対して切々と訴えられたのです。毎年3万人以上の方々のいのちが、絶望の中で断たれているのに、私も含め、政治にはその実感が乏しかったのではないか。おばあさんのその手の感触。その眼の中の悲しみ。私には忘れることができませんし、断じて忘れてはならない。社会の中に自らのささやかな「居場所」すら見つけることができず、いのちを断つ人が後を絶たない、しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている、そのことの異常を正し、支え合いという日本の伝統を現代にふさわしいかたちで立て直すことが、私の第一の任務です。

 かつて、多くの政治家は、「政治は弱者のためにある」と断言してまいりました。大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に、政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない。そのことだけは、私の友愛政治の原点として、ここに宣言させていただきます。

 今回の選挙の結果は、このような「もっとも大切なこと」をおろそかにし続けてきた政治と行政に対する痛烈な批判であり、私どもはその声に謙虚に耳を傾け、真摯に取り組まなければならないと、決意を新たにしております。

 ◆国民のいのちと生活を守る政治◆

 本当の意味での「国民主権」の国づくりをするために必要なのは、まず、何よりも、人のいのちを大切にし、国民の生活を守る政治です。

 かつて、高度経済成長の原動力となったのは、貧困から抜けだし、自らの生活や家族を守り、より安定した暮らしを実現したいという、国民の切実な思いでした。ところが、国民皆年金や国民皆保険の導入から約50年がたった今、生活の安心、そして将来への安心が再び大きく揺らいでいます。これを早急に正さなければなりません。

 年金については、今後2年間、「国家プロジェクト」として、年金記録問題について集中的な取り組みを行い、一日も早く国民の信頼を取り戻せるよう、最大限の努力を行ってまいります。そして、公平・透明で、かつ、将来にわたって安心できる新たな年金制度の創設に向けて、着実に取り組んでまいります。もとより、制度としての正確性を求めることは重要ですが、国民の生活様式の多様化に基づいた、柔軟性のある、ミスが起こってもそれを隠さずに改めていける、新しい時代の制度改革を目指します。

 医療、介護についても必死に取り組みます。新型インフルエンザ対策について万全の準備と対応を尽くすことはもちろん、財政のみの視点から医療費や介護費をひたすら抑制してきたこれまでの方針を転換し、質の高い医療・介護サービスを効率的かつ安定的に供給できる体制づくりに着手します。優れた人材を確保するとともに、地域医療や、救急、産科、小児科などの医療提供体制を再建していかなければなりません。高齢者の方々を年齢で差別する後期高齢者医療制度については、廃止に向けて新たな制度の検討を進めてまいります。

 子育てや教育は、もはや個人の問題ではなく、未来への投資として、社会全体が助け合い負担するという発想が必要です。人間らしい社会とは、本来、子どもやお年寄りなどの弱い立場の方々を社会全体で支え合うものであるはずです。子どもを産み育てることを経済的な理由であきらめることのない国、子育てや介護のために仕事をあきらめなくてもよい国、そして、すべての意志ある人が質の高い教育を受けられる国を目指していこうではありませんか。このために、財源をきちんと確保しながら、子ども手当の創設、高校の実質無償化、奨学金の大幅な拡充などを進めていきたいと思っております。

 さらに、生活保護の母子加算を年内に復活させるとともに、障害者自立支援法については早期の廃止に向け検討を進めます。また、職場や子育てなど、あらゆる面での男女共同参画を進め、すべての人々が偏見から解放され、分け隔てなく参加できる社会、先住民族であるアイヌの方々の歴史や文化を尊重するなど、多文化が共生し、誰もが尊厳をもって、生き生きと暮らせる社会を実現することが、私の進める友愛政治の目標となります。

◆人の笑顔がわが歓び◆

 先日、訪問させていただいたあるチョーク工場のお話を申し上げます。

 創業者である社長は、昭和34年の秋に、近所の養護学校の先生から頼まれて2人の卒業生を仮採用しました。毎日昼食のベルが鳴っても仕事をやめない2人に、女性工員たちは「彼女たちは私たちの娘みたいなもの。私たちが面倒みるから就職させてやってください」と懇願したそうです。そして、次の年も、また次の年も、養護学校からの採用が続きました。

 ある年、とある会でお寺のご住職が、その社長の隣に座られました。

 社長はご住職に質問しました。

 「文字も数も読めない子どもたちです。施設にいた方がきっと幸せなのに、なぜ満員電車に揺られながら毎日遅れもせずに来て、一生懸命働くのでしょう?」

 ご住職はこうおっしゃったそうです。

 「ものやお金があれば幸せだと思いますか」。続いて、「人間の究極の幸せは四つです。愛されること、ほめられること、役に立つこと、必要とされること。働くことによって愛以外の三つの幸せが得られるのです」

 「その愛も一生懸命働くことによって得られるものだと思う」、これは社長の実体験を踏まえた感想です。

 このチョーク工場は、従業員のうち7割が「障がい」という「試練」を与えられた、いわば「チャレンジド」の方々によって構成されていますが、粉の飛びにくい、いわゆるダストレスチョークでは、全国的に有名なリーディングカンパニーになっているそうです。障がいを持った方たちも、あるいは高齢者も、難病の患者さんも、人間は、人に評価され、感謝され、必要とされてこそ幸せを感じるということを、この逸話は物語っているのではないでしょうか。

 私が尊敬するアインシュタイン博士も、次のように述べています。

 「人は他人のために存在する。何よりもまず、その人の笑顔や喜びがそのまま自分の幸せである人たちのために。そして、共感という絆(きずな)で結ばれている無数にいる見知らぬ人たちのために」

 ◆地域の「絆」◆

 ここ10年余り、日本の地域は急速に疲弊しつつあります。経済的な意味での疲弊や格差の拡大だけでなく、これまで日本の社会を支えてきた地域の「絆」が、今やずたずたに切り裂かれつつあるのです。しかし、昔を懐かしんでいるだけでは地域社会を再生することはできません。

 かつての「誰もが誰もを知っている」という地縁・血縁型の地域共同体は、もはや失われつつあります。そこで、次に私たちが目指すべきは、単純に昔ながらの共同体に戻るのではない、新しい共同体のあり方です。スポーツや芸術文化活動、子育て、介護などのボランティア活動、環境保護運動、地域防災、そしてインターネットでのつながりなどを活用して、「誰かが誰かを知っている」という信頼の市民ネットワークを編みなおすことです。「あのおじいさんは、一見偏屈そうだけど、ボランティアになると笑顔が素敵なんだ」とか「あのブラジル人は、無口だけど、ホントはやさしくて子どもにサッカー教えるのもうまいんだよ」とかいった、それぞれの価値を共有することでつながっていく、新しい「絆」をつくりたいと考えています。

 幸い、現在、全国各地で、子育て、介護、教育、街づくりなど、自分たちに身近な問題をまずは自分たちの手で解決してみようという動きが、市民やNPOなどを中心に広がっています。子育ての不安を抱えて孤独になりがちな親たちを応援するために、地域で親子教室を開催し、本音で話せる「居場所」を提供している方々もいらっしゃいます。また、こうした活動を通じて支えられた親たちの中には、逆に、支援する側として活動に参加し、自らの経験を活かした新たな「出番」を見いだす方々もいらっしゃいます。

 ◆「新しい公共」◆

 働くこと、生活の糧を得ることは容易なことではありません。しかし、同時に、働くことによって人を支え、人の役に立つことは、人間にとって大きな喜びとなります。

 私が目指したいのは、人と人が支え合い、役に立ち合う「新しい公共」の概念です。「新しい公共」とは、人を支えるという役割を、「官」と言われる人たちだけが担うのではなく、教育や子育て、街づくり、防犯や防災、医療や福祉などに地域でかかわっておられる方々一人ひとりにも参加していただき、それを社会全体として応援しようという新しい価値観です。

 国民生活の現場において、実は政治の役割は、それほど大きくないのかもしれません。政治ができることは、市民の皆さんやNPOが活発な活動を始めたときに、それを邪魔するような余分な規制、役所の仕事と予算を増やすためだけの規制を取り払うことだけかもしれません。しかし、そうやって市民やNPOの活動を側面から支援していくことこそが、21世紀の政治の役割だと私は考えています。

 新たな国づくりは、決して誰かに与えられるものではありません。政治や行政が予算を増やしさえすれば、すべての問題が解決するというものでもありません。国民一人ひとりが「自立と共生」の理念を育み発展させてこそ、社会の「絆」を再生し、人と人との信頼関係を取り戻すことができるのです。

 私は、国、地方、そして国民が一体となり、すべての人々が互いの存在をかけがえのないものだと感じあえる日本を実現するために、また、一人ひとりが「居場所と出番」を見いだすことのできる「支え合って生きていく日本」を実現するために、その先頭に立って、全力で取り組んでまいります。

◆人間のための経済へ◆





















 市場における自由な経済活動が、社会の活力を生み出し、国民生活を豊かにするのは自明のことです。しかし、市場にすべてを任せ、強い者だけが生き残ればよいという発想や、国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するという発想がもはや成り立たないことも明らかです。
 私は、「人間のための経済」への転換を提唱したいと思います。それは、経済合理性や経済成長率に偏った評価軸で経済をとらえるのをやめようということです。経済面での自由な競争は促しつつも、雇用や人材育成といった面でのセーフティーネットを整備し、食品の安全や治安の確保、消費者の視点を重視するといった、国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済、そして社会へ転換させなければなりません。

 ◆経済・雇用危機の克服と安定した経済成長◆

 先の金融・経済危機は、経済や雇用に深刻な影響を及ぼし、今なお予断を許さない状況にあります。私自身、全国各地で、地域の中小企業の方々とお会いし、地域経済の疲弊や経済危機の荒波の中で、歯を食いしばって必死に努力されている中小企業主の皆さんの生の声をお伺いしてまいりました。まさにこうした方々が日本経済の底力であり、その方々を応援するのが政治の責務にほかなりません。経済の動向を注意深く見守りつつ、雇用情勢の一層の悪化や消費の腰折れ、地域経済や中小企業の資金繰りの厳しさなどの課題に対応して、日本経済を自律的な民需による回復軌道に乗せるとともに、国際的な政策協調にも留意しつつ持続的な成長を確保することは、鳩山内閣の最も重要な課題となります。

 私たちは、今国会に、金融機関の中小企業への貸し渋り、貸しはがしを是正するための法案を提出いたします。また、政府が一丸となって雇用対策に取り組むため、先般、緊急雇用対策本部を立ち上げ、職を失い生活に困窮されている方々への支援、新卒・未就職の方々への対応、中小企業者への配慮、雇用創造への本格的な取り組みなど、細やかで機動的な緊急雇用対策を政府として決定したところです。このような時にこそ、地方公共団体や企業、労働組合、NPOの方々を含め、社会全体が、支え合いの精神で雇用確保に向けた努力を行っていくべきだと考えます。

 年金、医療、介護など社会保障制度への不信感からくる、将来への漠然とした不安をぬぐい去ると同時に、子ども手当の創設、ガソリン税の暫定税率の廃止、さらには高速道路の原則無料化など、家計を直接応援することによって、国民が安心して暮らせる「人間のための経済」への転換を図っていきます。そして物心両面から個人消費の拡大を目指してまいります。

 同時に、内需を中心とした安定的な成長を実現することが極めて重要となります。世界最高の低炭素型産業、「緑の産業」を成長の柱として育てあげ、国民生活のあらゆる場面における情報通信技術の利活用の促進や、先端分野における研究開発、人材育成の強化などにより、科学技術の力で世界をリードするとともに、今一度、規制のあり方を全面的に見直し、新たな需要サイクルを創出してまいります。また、公共事業依存型の産業構造を「コンクリートから人へ」という基本方針に基づき、転換してまいります。暮らしの安心を支える医療や介護、未来への投資である子育てや教育、地域を支える農業、林業、観光などの分野で、しっかりとした産業を育て、新しい雇用と需要を生み出してまいります。さらに、わが国の空港や港を、世界、そしてアジアの国際拠点とするため、羽田の24時間国際拠点空港化など、真に必要なインフラ整備を戦略的に進めるとともに、環境分野をはじめとする成長産業を通じて、アジアの成長を強力に後押しし、わが国を含めたアジア全体の活力ある発展を促してまいります。

 ◆「地域主権」改革の断行◆

 「人間のための経済」を実現するために、私は、地域のことは地域に住む住民が決める、活気に満ちた地域社会をつくるための「地域主権」改革を断行します。

 いかなる政策にどれだけの予算を投入し、どのような地域を目指すのか、これは、本来、地域の住民自身が考え、決めるべきことです。中央集権の金太郎あめのような国家をつくるのではなく、国の縛りを極力少なくすることによって、地域で頑張っておられる住民が主役となりうる、そんな新しい国づくりに向けて全力で取り組んでまいります。そのための第一歩として、地方の自主財源の充実、強化に努めます。

 国と地方の関係も変えなければなりません。国が地方に優越する上下関係から、対等の立場で対話していける新たなパートナーシップ関係への根本的な転換です。それと同時に、国と地方が対等に協議する場の法制化を実現しなければなりません。こうした改革の土台には、地域に住む住民の皆さんに、自らの暮らす町や村の未来に対する責任を持っていただくという、住民主体の新しい発想があります。

 同時に、活気に満ちた地域社会をつくるため、国が担うべき役割は率先して果たします。戸別所得補償制度の創設を含めて農林漁業を立て直し、活力ある農山漁村を再生するとともに、生活の利便性を確保し、地域社会を活性化するため、郵便局ネットワークを地域の拠点として位置付けるなど、郵政事業の抜本的な見直しに向けて取り組んでまいります。

「架け橋」としての日本…所信表明演説全文5
 日本は、経済だけでなく、環境、平和、文化、科学技術など、多くの面で経験と実力を兼ね備える国です。だからこそ、国連総会で申し上げたように、ほかでもない日本が、地球温暖化や核拡散問題、アフリカをはじめとする貧困の問題など、地球規模の課題の克服に向けて立ち上がり、東洋と西洋、先進国と途上国、多様な文明の間の「架け橋」とならなければなりません。こうした役割を積極的に果たしていくことこそ、すべての国民が日本人であることに希望と誇りを持てる国になり、そして、世界の「架け橋」として国際社会から信頼される国になる第一歩となるはずです。





















 世界は、今、地球温暖化という、人類の生存にかかわる脅威に直面しています。本年12月のコペンハーゲンにおけるCOP15に向けて、地球温暖化という大きな脅威に対して立ち向かっていますが、このことは、決して生易しいことではありません。
 しかし、私は確信しております。資源小国・日本が、これまで石油危機や公害問題を乗り越える中で培ってきた技術にさらに磨きをかけ、世界の先頭に立って走ることで、必ずや解決に向けた道筋を切り拓くことができると。そして、同時にそれが、日本経済にとっての大きなチャンスであることも、過去の歴史が示しております。

 私は、すべての主要国による公平かつ実効性ある国際的枠組みの構築や意欲的な目標の合意を前提として、2020年に、温室効果ガスを、1990年比で25%削減するとの目標を掲げ、国際交渉を主導してまいります。

 また、途上国支援のための「鳩山イニシアティブ」を実行することで、先進国と途上国との「架け橋」としての役割を積極的に果たし、世界規模での「環境と経済の両立」の実現、「低炭素型社会」への転換に貢献してまいります。そのため、地球と日本の環境を守り、未来の子どもたちに引き継いでいくための行動を、「チャレンジ25」と名付け、国民の皆さまと一緒に、私の政治的リーダーシップのもと、あらゆる政策を総動員し、推進してまいります。

 人類の生存の上で、核兵器の存在や核の拡散ほど深刻な問題はありません。私は、オバマ大統領が勇気を持って打ち出した「核のない世界」という提案に深く共感し、これを強く支持します。しかし、そのことは、米国のみが核廃絶に向けた責任を負うということではありません。むしろ、すべての国が責任を自覚し、行動を起こすことが求められているのです。唯一の被爆国として核廃絶を主張し、また、非核三原則を堅持してきた日本ほど、「核のない世界」の実現を説得力をもって世界に訴えることのできる国はありません。私は、世界の「架け橋」として、核軍縮や核不拡散に大きく貢献し、未来の子どもたちに「核のない世界」を残す重要な一歩を踏み出せるよう、不退転の決意で取り組みを進めてまいります。

 日本はまた、アジア太平洋地域に位置する海洋国家です。古来諸外国との交流や交易の中で、豊かな日本文化が育まれてまいりました。二度と再び日本を取り巻く海を「争いの海」にしてはいけません。友好と連帯の「実りの海」であり続けるための努力を続けることが大切です。このことは、日本のみならず、アジア太平洋地域、そして世界全体の利益だと考えます。その基盤となるのは、緊密かつ対等な日米同盟であります。ここで言う対等とは、日米両国の同盟関係が世界の平和と安全に果たせる役割や具体的な行動指針を、日本の側からも積極的に提言し、協力していけるような関係です。私は、日米の2国間関係はもとより、アジア太平洋地域の平和と繁栄、さらには、地球温暖化や「核のない世界」など、グローバルな課題の克服といった面でも、日本と米国とが連携し、協力し合う、重層的な日米同盟を深化させてまいります。また、こうした信頼関係の中で、両国間の懸案についても率直に話し合ってまいります。とりわけ、在日米軍再編につきましては、安全保障上の観点も踏まえつつ、過去の日米合意などの経緯も慎重に検証した上で、沖縄の方々が背負ってこられた負担、苦しみや悲しみに十分に思いをいたし、地元の皆さまの思いをしっかりと受け止めながら、真剣に取り組んでまいります。

 また、現在、国際社会全体が対処している最重要課題のひとつがアフガニスタン及びパキスタン支援の問題です。とりわけ、アフガニスタンは今、テロの脅威に対処しつつ、国家を再建し、社会の平和と安定を目指しています。日本としては、本当に必要とされている支援のあり方について検討の上、農業支援、元兵士に対する職業訓練、警察機能の強化等の日本の得意とする分野や方法で積極的な支援を行ってまいります。この関連では、インド洋における補給支援活動について、単純な延長は行わず、アフガニスタン支援の大きな文脈の中で、対処していく所存です。

 北朝鮮をめぐる問題に関しては、拉致、核、ミサイルといった諸懸案について包括的に解決し、その上で国交正常化を図るべく、関係国とも緊密に連携しつつ対処してまいります。核問題については、累次の国連安全保障理事会決議に基づく措置を厳格に履行しつつ、6者会合を通じて非核化を実現する努力を続けます。拉致問題については、考え得るあらゆる方策を使い、一日も早い解決を目指します。

 日露関係については、政治と経済を車の両輪として進めつつ、最大の懸案である北方領土問題を最終的に解決して平和条約を締結すべく精力的に取り組んでまいります。また、ロシアをアジア太平洋地域におけるパートナーと位置付けて協力関係を強化してまいります。

 先日来、私はアジア各国の首脳と率直かつ真摯な意見交換を重ねてまいりました。韓国、中国、さらには東南アジアなどの近隣諸国との関係については、多様な価値観を相互に尊重しつつ、共通する点や協力できる点を積極的に見いだしていくことで、真の信頼関係を築き、協力を進めてまいります。

 アジア太平洋地域は、その長い歴史の中で、地震や水害など多くの自然災害に悩まされ続けてまいりました。最近でもスマトラ沖の地震災害において、日本の国際緊急援助隊が諸外国の先陣を切って被災地に到着し、救助や医療に貢献しました。世界最先端レベルと言われる日本の防災技術や救援・復興についての知識・経験、さらには非常に活発な防災・災害対策ボランティアのネットワークを、この地域全体に役立てることが今後、より必要とされてくると思っております。

 東アジア地域は、保健衛生面でいまだに大きな課題を抱えるとともに、新型インフルエンザをはじめとした新たな感染症・疾病対策の充実が急務です。この分野でも、日本の医療技術や保健所を含めた社会システム全体の貢献など、日本が果たすべき役割は極めて重要です。

 文化面での協力、交流関係の強化も重要です。

 東アジアは、多様な文化が入り交じりながら、しかし、歴史的にも、文化的にも、共通点が多くあります。政治経済の分野で厳しい交渉をすることがあっても、またイデオロギーや政治体制の違いはあっても、民衆間で、相互の文化への理解や共感を深め合っていくことが、どれほど各国間の信頼関係の醸成につながっているか、あらためて申すまでもありません。

 今後、さらに国民の間での文化交流事業を活性化させ、特に次世代の若者が、国境を越えて教育・文化・ボランティアなどの面で交流を深めることは、東アジア地域の相互の信頼関係を深化させるためにも極めて有効なものと考えております。このため、留学生の受け入れと派遣を大幅に拡充し、域内の各国言語・文化の専門家を飛躍的に増加させること、そして、日中韓で大学どうしの単位の互換制度を拡充することなどにより、30年後の東アジアやアジア太平洋協力を支える人材の育成に、長期的な視野で取り組んでまいります。

 貿易や経済連携、経済協力や環境などの分野に加えて、以上申し述べましたとおり、「人間のための経済」の一環として、「いのちと文化」の領域での協力を充実させ、他の地域に開かれた、透明性の高い協力体としての東アジア共同体構想を推進してまいりたいと考えます。








「無血の平成維新」…所信表明演説全文6
 ◆むすび◆





















 地震列島、災害列島といわれる日本列島に私たちは暮らしています。大きな自然災害が日本を見舞うときのために万全の備えをするのが政治の第一の役割であります。
 また、同時に、その際、世界中の人々が、特にアジア近隣諸国の人々が、日本をなんとか救おう、日本に暮らす人々を助けよう、日本の文化を守ろうと、友愛の精神を持って日本に駆けつけてくれるような、そんな魅力にあふれる、諸国民から愛され、信頼される日本をつくりたい。これは私の偽らざる思いであります。

 日本は、140年前、明治維新という一大変革を成し遂げた国であります。現在、鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば、「無血の平成維新」です。

 今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国のかたちの変革の試みです。

 新しい国づくりは、誰かに与えられるものではありません。現在の日本は、黒船という外圧もなければ、敗戦による焼け野原が眼前に広がるわけでもありません。そのような中で、変革を断行することは、先人の苦労に勝るとも劣らない大きな挑戦であります。

 つまずくこともあるでしょう。頭を打つこともあるやもしれません。しかし、後世の歴史家から「21世紀の最初の10年が過ぎようとしていたあの時期に、30年後、50年後の日本を見据えた改革が断行された」と評価されるような、強く大きな志を持った政権を目指したいと思っています。

 今なら間に合います。

 これまで量的な成長を追い求めてきた日本が、従来の発想のまま成熟から衰退への路をたどるのか、それとも、新たな志と構想力をもって、成熟の先の新たなる飛躍と充実の路を見いだしていくのか、今、その選択の岐路に立っているのです。

 私は、日本が正しい路を歩んでいけるよう、自らが先頭に立ち、国民の暮らしを守るための新たな政策を推し進めてまいります。

 私は、国民の積極的な政治や行政への参加を得て、国民とともに、本当の意味で歴史を変え、日本を飛躍へと導くために、全力を尽くしてまいります。

 国民の皆さま、議員の皆さま、私たちの変革の挑戦にお力をお貸しください。

 是非とも一緒に、新しい日本をつくっていこうではありませんか。

(2009年10月26日16時32分 読売新聞)
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勝手にこいつら19を分類していくと

選挙の話が5

沖縄基地移転3

鳩山ASEAN話が4

でその中に東アジア共同体話が3

事業仕訳1

観艦式1

その他5

でその中に民主党がブレた 前とは違うこと言ってるor意見の行き違いってニュースが

首相、米への配慮で「日米同盟が基軸」と強調 (10月24日 23:30)
「お言葉、コメントすべきでなかった」首相の懇談要旨 (10月24日 22:53)
首相「普天間、最後は私が決める」 (10月24日 22:31)
内閣法制局長官ら国会出席へ、今回限り民主了承 (10月24日 09:20)
事業仕分けチーム、新人議員起用に「待った」 (10月24日 08:06)
まぁなんとかならないもんだか これが参議員補選両方とるとか





なんとなく新聞からブログ書こうと決めたけど、特にニュースがなかったんでこんなになった

反省はしてる

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