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あれこれ

興味の湧いたことについて書きます。勉強しなきゃ・・・

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台湾、中国が尖閣諸島の領有権を主張し始めて以降、台湾、香港の活動家による不法侵入が何度となく繰り返されました。その中で最近の代表的なものを上げようと思います。
 
2004年3月24日、初めて中国本土から領有権を主張する活動家の船が尖閣諸島領海に侵入するという事件が発生しました。
 
 警備にあたっていた海上保安庁の巡視船が、活動家の乗る船を発見し、制止すべく行動したものの活動家7人の魚釣島への上陸を許してしまいました。巡視船からの通報を受けた第十一管区海上保安本部はただちに稼働可能な巡視船艇、航空機を投入し、不法侵入した中国漁船を領海外に退去させ、あわせて緊急輸送された警察官によって上陸した活動家は逮捕され、入国管理局に引き渡されて中国に強制送還となりました。

 この時も中国との間で外交問題となり中国外務次官が日本との公式行事に当日欠席するなどしました。
 

 2008年6月、台湾の活動家らが乗った漁船聯合号が尖閣諸島の領有権をアピールするために、尖閣諸島領海に侵入、これを追跡した日本の海上保安庁巡視船と接触し沈没する事故が発生しました。
 
日本側は双方の不注意による海難事故とみなし、石垣海上保安本部は、業務上過失往来危険罪容疑で漁船の船長を、業務上過失往来危険罪及び業務上過失傷害罪の容疑で、巡視船船長を書類送検した。漁船に乗っていた活動家16人のうち13人は迎えに来た台湾のパトロール船に乗って帰還し、船長ら3人は取り調べの後、那覇空港から空路帰還した。
 
 台湾側では、政府によって「尖閣諸島は固有の領土であり、日本の艦船が(台湾の)領海内で台湾の船を沈没させたうえ、船長を不法拘留しているとして、船長の早期釈放と沈没被害の賠償請求行う」との声明が出されるなど反日世論が沸騰し、抗議のデモが行われました。
 
 またこの事件では中華人民共和国も抗議声明を出すなどしました。
 
 これらに対して日本は、事件は偶発的な事故であるとして、海上保安庁の事故過失を認め事故被害にたいして賠償することを約束し事態は収束しました。
 
 この後も台湾や中国の民間活動家による領海侵犯、漁船による違法操業、中国政府の海洋調査船による領海侵犯が起きています。
 
参考URL
ウィキペディア
    尖閣諸島問題
   聯合号事件
海上保安庁
       http://www.kaiho.mlit.go.jp/
第十一管区海上保安本部(尖閣諸島を管轄)
   海上保安レポート
asahi.com
    尖閣諸島・魚釣島に中国人7人が上陸、沖縄県警が逮捕
       http://www.asahi.com/special/senkaku/OSK200403240036.html

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