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あれこれ

興味の湧いたことについて書きます。勉強しなきゃ・・・

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昨日日曜日、お茶の水はリバティホールでやっていた大学生国際問題討論会という外務省主催のディベート大会に参加してきました。
ディベートといわれても普通ピンと来ないと思うので、うちの主観も交えつつうちに分かる範囲でまずざっくり説明しようかと思います。

まず第一にテレビでやってるような政治家とか評論家が好き勝手に自分の思うがままに叫び続け、他人の発言もさえぎり喚き散らして、相手を黙らせりゃ勝ちみたいなのとは違います。

競技ですので、しっかりしたルールと進行があります。
肯定側と否定側にわかれて議論を交わすのですが、大前提として、説得力を競う競技なので、与えられた論題に対して肯定、否定の両方の立場で問題を分析し、論拠、証拠となる資料を集めて論理を組み立ててくる必要があります。

今回は壇上にあがってからコイントスで肯定側、否定側を決めていました。そして肯定側、否定側が決まったら以下の形式で討論を進めていきます。(今回はこうでした。ほかは知りません。)
(1) 肯定側第一立論
(2) 否定側質疑応答
(3) 否定側第一立論
(4) 肯定側質疑応答
(5) 肯定側第二立論
(6) 否定側質疑応答
(7) 否定側第二立論
(8) 肯定側質疑応答
(9) 作戦タイム
(10)否定側第一反駁
(11)肯定側第一反論
(12)否定側第二反駁
(13)肯定側第二反論

とこのような行程を45分で行います。当然相手側発言時間中に発言すると大きな減点対象となります。
審査の基準としては以下の四つが挙げられています。
(1)論題分析
(2)論理構成
(3)論拠・証拠資料
(4)話し方・マナー
これらの基準に従って採点され判定が下されます。

そして今回の論題は、、、
 
 日本政府は、全世界の核兵器を削減し、安全保障における核兵器の役割を減らすための取り組みを強化すべきである。

というものでした。この論題について否定側肯定側にわかれて議論を戦わせたわけです。

長くなってきたけど分けるのめんどくさいからこのまま感想

初めて見たディベート すごかったです。論理の組み立ても美しいし、相手に対する質問反論の切り口がだんだん論理のほころびを掘り出し、またそれらの話を五分にまとめてしっかりしゃべるタイムキープの技術もすごいと思いました。また資料の引用、ジョセフ・ナイやらなんやらかんやらの発言を引用することが多いのですが、机の上にのった数少ない資料を見てしゃべってるわけでもなく、全部暗記しているんですかね あの人たちは・・・ 

4チームが出場していたんですが、うちは慶応義塾大学・神保研究会チームを応援していたんですが(お兄さんがかっこいいから)、決勝で明治大学の学生を含む霞山学生会チームが優勝しました。紫紺のネクタイをした明治大学生が印象的でした。

とりあえず何が言いたいのかといえば、よく言われていることですが、ディベートの技術を日本人はもっと学ぶべきです。論理的に考えて話しまた反論して、人を説得する。大切な技術だと思います。

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